元(2017年度)高校受験生母の徒然雑記帳

公立中学校に通う娘が高校受験生なんですよ。2017年度

日比谷じゃない理由

どうせ都立受けるなら、日比谷ではないのか?

そう思い、説明会も文化祭も行ったけれど、

娘は終始曇り顔。不機嫌なのである。

 

校舎はきれいになったし、図書館も素晴らしい。

制服もある!

 

しかし、なんというか・・・肌に合わない。

正直、居心地悪いのです。

なぜなのかとずっと疑問に思っていました。

その答えはここにあるのかも。

 

武内校長曰く

「目下の目標は最も志望者の多い

東大の現役合格者数を増やすこと」

東大至上主義とも言えるのかもしれません。

きっと、これからの日本を牽引する

トップリーダーたちを輩出するでしょう、これからも。

 

でも、それってちょっと目指すところではないかも。

少なくとも、娘にとっては「そうじゃない」。

そんな違和感が居心地悪さにつながったんだと

わかりました。

 

かたや、

「第1志望で西高に入ってきた生徒は

95.2%と極めて高い数字です。」

という西校は、

「進学実績よりも自由な校風を重視している」

生徒が集まる。

 

自由すぎでは?と思う面も無きにしも非ずだが

「文武二道」で部活も盛ん。

勉強も大切だが、青春にはもっと大切なものがある。

 

ここには書かれてないが、入学してすぐから

自分の将来をじっくり考えるキャリア教育が

始まるのは素晴らしい。

迷いながら、自分を探しながら、

様々な体験ができそうでわくわくするのだ。

そして、後述の国立高にも負けず劣らずの劇を

文化祭で披露することも可能なのだ。

 

一度観たら鳥肌が立つ、国立高の文化祭。

「もともと文化祭に一目ぼれして

入学してくる子が多いですから、覚悟の上です。」

という頼もしい生徒が集まる。

3年間で一つのものを作り上げると言う

情熱、体力、集中力、団結力。

ここだから、この歳だからできる貴重な経験に違いない。

  

浪人の比率が5割弱と比較的高くても、

それを補って余りある3年間になることでしょう。

10代での経験はその後の人生に大きな影響を与えます。

 

学校見学時にはその熱い思いに触れることができます。

それだけでも、わくわくが止まらない。

 

三者三様。

当たり前ですが、自分に合った高校を選ぶことが

充実した高校生活につながります!