元(2017年度)高校受験生母の徒然雑記帳

公立中学校に通う娘が高校受験生なんですよ。2017年度

都立推薦入試合格は狭き門

昨日の2月1日は都立推薦入試の合格発表日。

娘のお友達も何人か受けました。

娘とともに合格を祈ってはいましたが

やはり狭き門のよう。

 

合格発表を見に行った後に登校するのは

不本意な結果だった場合、嫌なものでしょう。

でも、それも人生の試練の一つです。

あなたを強い人間にします。

 

手続きしないで登校となるので

学校には午前中に着きます。

周囲はそれを推して知るべしなのですが

15の歳ではざわつくことでしょう。

 

その重圧に耐えられなくなった一人が

娘のところに来てその胸の内を吐露したとか。

時には

 

何もしない

 

ことが優しさであることを娘は知っています。

 

受け止めて、寄り添う。

簡単だけど難しいことです。

娘の優しさが彼女の心を落ち着かせ、

一般入試に向けて気持ちを切り替えられたら。

 

悲喜こもごも。

どんな結果であっても、それがあなたの人生です。

受け止め、そして、進むべき道に進みましょう。

 

神の計らいは限りなく、

生涯私はその中に生きる

1月最後の日に思うこと

昨年9月から通っていた塾の特別コースも終了。

最終日には先生一人ひとりから激励の

お言葉があったそうですが、

 

その時間、勉強したい・・・

 

とクールな娘。

まぁまぁ、先生方の思いも受け止めて

糧としましょう。

 

30代の先生は「おっしゃー!絶対合格するぞ!」

40代の先生は「自分を信じて頑張ろう。」

50代の先生は「悪い結果だとしても、

それで人生終わりじゃないぞ。」

 

年齢とは人生の積み重ねですね。

 

明日から2月。

きっとあっという間の1ヶ月でしょう。

 

3月1日には全ての入試結果が揃い、

4月から通う高校を決めることになります。

 

いくらのんびりの娘でも

さすがに追い込みモードになってきた様子。

(エンジンかかるの遅い・・・)

 

15歳と言うのは成長著しい年頃だとは思うのですが、

受験勉強を意識しだした9月ころから

娘の精神的な成熟度がぐんぐん増している気がします。

 

もともと年齢の割にはしっかりしている子どもでしたが

受験勉強を通じてさらに大人びて(いい意味で)

得たものは知識だけではないと思うのです。

 

受験に意味があるかどうかはわからない・・・

 

意味はあります。

なだらかだったり、険しかったり、

好天だったり、荒天だったり、

遠回りしたり、近道したり、

一人ひとり、目指す頂は違っても、

ただひたすらにその頂点を目指し歩み続けた毎日は、

きっとあなたの人生の大きな糧になります。

 

受験が目的ではないのです。

受験勉強を通して得た知識はもちろん、

様々な経験があなたを強くしています。

 

あのころ、見上げるだけだった頂まではもう少し。

ここまで頑張ってきたあなたならきっとそこに立てるはず。

あなたにしか見えないその景色は

どんなに素晴らしいことでしょう。

 

今頑張っている世の中のすべての受験生に

心からエールを送ります。

受験生の防寒対策その2

今年の冬は寒い。

大雪が降ったこともあって、娘の部屋は空気が冷たい。

足温器だけでは体が寒いと言い出し、買ったのが

アラジン 遠赤グラファイトヒーター シャンパンゴールド AEH-G911N-N

アラジン 遠赤グラファイトヒーター シャンパンゴールド AEH-G911N-N

 

即暖ですし、狭い部屋ならそこそこ暖まります。

作りはがっかりするほど安っぽいのですが

タイマーや安全装置がついているものを購入したので

お値段は立派です。

 

これからが受験本番。

寒くて体調を崩されても困りますし、

エアコンのある居間で勉強されても邪魔だし。

 

残りの1ヶ月、頑張って勉強してください!

進むべき先に決まるのだ

もうすぐ2月。

残り4校の受験が始まります。

 

どの学校と相思相愛になれるのか。

模試やテストの結果を信じるのなら

弱気になる必要はないのですが

どうなるかはまだ誰にもわかりません。

 

ずっと合格圏だったのに!

とか、

合格圏に入ったことないのに!

とか、

番狂わせは起こるわけで。

 

母は人生経験をあれこれ積んできて、

自分ではどうにもできない未来のことを

あれこれ思い悩んで落ち込むような

歳ではなくなりましたが

15の歳なら不安でいっぱいでしょう。

 

過去問をたくさん解いて、

その向こうに見え隠れする高校に

思いを馳せ、今はまた、

慶應女子に恋しているようで

15の心は揺れ動くのです。

 

(説明会とか見学とかと同様、

過去問解くのは重要。

学校の求めている学生像や相性もわかります。

偏差値だけが志望校判定ではないよ!)

 

何はともあれ、進むべき先に決まるのだろうと

母は、はらはらしながらも肝を据えています。

サクラさくよ。

最後の願書提出と最後の受験料振込

提出が最後となった慶應女子の願書提出も終了。

母も出願理由と教育方針、頑張って書きました!

明日から受付なので、大雪ゆえの郵便事情も考慮し

本日、提出。無事に届きますように。

 

全く何していいかがわからなかった都立出願。

学校から振込用紙をもらってきたので振込のみ。

それも同時に終了!

願書等々は学校で書いているんだって!

 

あとは、1月16日に届いたはずで、

もうすぐ送られてくるはずの早大本庄受験票の確認と

(受験する教室の事前確認も!)

本日提出したと慶應女子の受験票の確認と

本番当日を無事に向かえることと、

合格弁当を作ること!

 

 

母がManageできることはだんだん少なくなります。

塾には毎日のように行っていますが、

家で勉強はしてるんだか、してないんだか。

部屋にこもっているとか、お風呂で英語勉強しているとか

でも、気がつくとTVの前にいたりしてね・・・

 

まぁ、泣いても笑ってもあと4週間。

悔いのないように頑張れ!

 

どんな結果になっても、母は

あなたの努力と勇気をたたえるよ!

都立の推薦倍率

娘が、

 

西高の推薦受けたい!

 

なんて血迷ったのは12月中ごろだろうか。

学校での最終三者面談の前。

西高の学校説明会の後か。

 

討論とか小論文とか向いてなさそうだし、

西高の女子推薦倍率は高いし、(H29年度:4.93!)

内申点は満点ではないし、

アピールできる活躍もないし、

ここまでせっかく勉強してきたし、

まぁ、受けたいならいいけどぉ・・・

と母は思ったのでした。

 

珍しく塾の先生に電話までしてしまった。

先生も勧めはしませんでしたねぇ。

まぁ、数字のためでなく、娘のためと思いたいですが。

 

で、今はすっかり

 

推薦?なんのこと?

 

状態。まぁ、いいけどね。

 

で、本日、都立高校の推薦倍率が発表されました。

 

都立TOP校、国立がなんと、5.67!

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H30年度

日比谷:4.00

西:3.80

国立:5.67(!)

 

ちなみに昨年(H29年度)は

日比谷:4.40

西:4.93

国立:3.97

 

で、H28年度を見てみたら

日比谷:4.23

西:3.67

国立:5.47(!)

 

何のことはない、隔年現象でした!

おもしろーい。

 

娘曰く

 

何で(前年の)倍率で、志望校変えるの?

 

ごもっとも。

あなたは自分の道を行ってくださいね。

日比谷じゃない理由

どうせ都立受けるなら、日比谷ではないのか?

そう思い、説明会も文化祭も行ったけれど、

娘は終始曇り顔。不機嫌なのである。

 

校舎はきれいになったし、図書館も素晴らしい。

制服もある!

 

しかし、なんというか・・・肌に合わない。

正直、居心地悪いのです。

なぜなのかとずっと疑問に思っていました。

その答えはここにあるのかも。

 

武内校長曰く

「目下の目標は最も志望者の多い

東大の現役合格者数を増やすこと」

東大至上主義とも言えるのかもしれません。

きっと、これからの日本を牽引する

トップリーダーたちを輩出するでしょう、これからも。

 

でも、それってちょっと目指すところではないかも。

少なくとも、娘にとっては「そうじゃない」。

そんな違和感が居心地悪さにつながったんだと

わかりました。

 

かたや、

「第1志望で西高に入ってきた生徒は

95.2%と極めて高い数字です。」

という西校は、

「進学実績よりも自由な校風を重視している」

生徒が集まる。

 

自由すぎでは?と思う面も無きにしも非ずだが

「文武二道」で部活も盛ん。

勉強も大切だが、青春にはもっと大切なものがある。

 

ここには書かれてないが、入学してすぐから

自分の将来をじっくり考えるキャリア教育が

始まるのは素晴らしい。

迷いながら、自分を探しながら、

様々な体験ができそうでわくわくするのだ。

そして、後述の国立高にも負けず劣らずの劇を

文化祭で披露することも可能なのだ。

 

一度観たら鳥肌が立つ、国立高の文化祭。

「もともと文化祭に一目ぼれして

入学してくる子が多いですから、覚悟の上です。」

という頼もしい生徒が集まる。

3年間で一つのものを作り上げると言う

情熱、体力、集中力、団結力。

ここだから、この歳だからできる貴重な経験に違いない。

  

浪人の比率が5割弱と比較的高くても、

それを補って余りある3年間になることでしょう。

10代での経験はその後の人生に大きな影響を与えます。

 

学校見学時にはその熱い思いに触れることができます。

それだけでも、わくわくが止まらない。

 

三者三様。

当たり前ですが、自分に合った高校を選ぶことが

充実した高校生活につながります!